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中尾歌舞伎 2年ぶりの公演に向け衣装を着て稽古

中尾歌舞伎 2年ぶりの公演に向け衣装を着て稽古

伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」のおよそ2年ぶりとなる定期公演が、11月3日に行われます。
17日の夜は、本番を前に衣装を着ての稽古が中尾座で行われました。
本番まで3週間を切り、昨夜は役者が衣装を身に着けて稽古に臨みました。
およそ2年ぶりとなる今回の演目は、「神霊矢口之渡 ()兵衛()住家()の段」です。
敵と知らずに落ち武者に恋をした娘と、落ち武者を討とうとする父との悲劇の物語です。
中尾歌舞伎は、戦争で途絶えていたものを昭和61年1986年に地域の若者が中心となって復活させたものです。
新型コロナの影響で公演が全て中止となり、2年ぶりとなります。
 

中尾歌舞伎 2年ぶりの公演に向け衣装を着て稽古

着付けを手伝うのは、山崎(やまざき)咲子(さきこ)さんと加藤(かとう)二葉(ふたば)さんです。
2人とも40年近く歌舞伎に携わってきました。
前回のこの演目の際に撮影した写真を見ながら、衣装を合わせていきます。

中尾歌舞伎 2年ぶりの公演に向け衣装を着て稽古

今回、初舞台となる役者がいます。
落ち武者の恋人「うてな」役を演じる外山(とやま)()()さんです。
外山さんは、今年9月に中尾地区に移住し、保存会に入りました。
出番が終わり、本番で使うカツラを確認します。
山崎さんに確認してもらいます。
中尾歌舞伎の2年ぶりの公演は、11月3日の午後1時30分から行われます。
新型コロナ対策のため、一般公開は行いません。
伊那ケーブルテレビでは、122chで生放送する他、伊那ケーブルテレビのYouTube公式チャンネルでも生配信します。

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