今期 景況感やや厳しさ和らぐ
あるしんレポート
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、今季の景況感はやや厳しさが和らぎ、来期もわずかながら上向くと予想となっています。
レポートによりますと7月から9月の今期の業況は良かったとする企業が17.5%、悪かったとする企業は46.4%で、業況判断指数はマイナス28.9と4月から6月の前期から4.2ポイント改善し、景況感はやや厳しさが和らいでいるとしています。
業種別では、不動産業がマイナス20と前期と比べ4ポイント下回りましたが、製造業などそれ以外の業種は、マイナス幅が縮小し、改善の兆しが見えるとしています。
来期の見通しについて良いと予想する企業は14.5%、悪いと予想する企業は42.2%で、業況判断指数はマイナス27.7と、今期より1.2ポイント上昇し、わずかながら上向く予想となっています。