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手良で宅幼老所「福○家(ふくわうち)」4月にオープン

手良で宅幼老所「福○家(ふくわうち)」4月にオープン

 第2の我が家をつくっていきたい竏窒ニ、伊那市手良野口に4月、「宅幼老所福○家(ふくわうち)」がオープンする。子どもからお年寄りまでが集う昔ながらの空間で、それぞれが主体的に日常生活を送る。利用者らと畑づくりも進めていく予定。信州大学農学部教授の協力を得て、園芸セラピーを通した認知症ケアなども模索していく。
 代表の桐山みどりさんは介護福祉士。市街地に近いデイケア施設に勤務していた時、遠隔地から通う高齢者にかかる送迎の負担を知った。また「地域に戻り、自分の力で何かできることをしたい」という思いもあり、地域のお年寄りが地元で心地よく過ごせ、一人にならない居場所となるような宅幼老所を立ち上げたいと考えた。
 施設は手良野口の民家を利用。送迎サービスや生活援助などに加え、自主事業として緊急時の宿泊、子どもの一時預かり、訪問・食事サービスなどをしていく。要望にはできる限りこたえていきたいとしている。
 利用するお年寄り、子ども、障害者だけでなく、地域の人が誰でも気軽に集う場にしたいとしている。
 桐山さんは「誰もが日常生活を普通に過ごすことを通して生きる喜びを実感できるようにしたい。人と人のつながりを大切にしたい」と話していた。
 11日に説明会、27日縲・月1日は見学会と試し会をする。
 問い合わせは宅幼老所福○家(TEL76・2140)へ。

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