衆院選 宮下氏6選果たす
一騎打ちを制する
第49回衆院選の投票が31日行われ即日開票されました。
長野5区は自民党前職の宮下一郎さんが6選を果たしました。
当選を決めた宮下さんは「コロナによる経済の危機、そして地球温暖化や豪雨、東京一極集中や人口減少、こうしたことに対する危機を地方の現場で乗り越えて、この地元から伊那谷から日本を元気にする。そのことを訴えてまいりました。そして同時にこの伊那谷の代表を選ぶ今回の選挙、誰にこの伊那谷の未来を託すのか。そういうことでぜひ宮下一郎にお任せいただきたい。このことを強く訴えた選挙でもありました。皆とともに明るい未来を開くために全力投球してまいります。」とあいさつしました。
宮下さんは自民党前職の63歳。
2003年、衆議院議員に初当選し内閣府副大臣などを歴任しました。
選挙期間中は「危機を乗り越え日本を元気に」をモットーに医療提供体制の強化などを訴えてきました。
今回長野5区は宮下さんと立憲民主党の曽我逸郎さんの一騎打ちとなり9万7,730票を獲得した宮下さんが8万408票の曽我さんを下して6回目の当選を果たしました。
曽我氏「手ごたえ感じたが票として広がらず」
立憲民主党新人の曽我逸郎さんは「皆さん方のこれまでの努力をいい形にすることができなくて大変申し訳ないと思っています。手ごたえは感じていましたが票としての広がりがなかったことが、私自身十分にやれなかったところだと反省しています。」と敗戦の弁を述べました。
長野5区の投票率は64.54%
長野5区の投票率は64.54%で前回衆院選を0.57ポイント下回りました。
伊那市は宮下さんが2万507票、曽我さんが1万4,263票で投票率は前回を1.08ポイント下回る64.07%。
箕輪町は宮下さんが6,808票、曽我さんが6,001票で投票率は前回を2.83ポイント下回る64.66%。
南箕輪村は宮下さんが4,226票曽我さんが3,440票で投票率は前回を2.28ポイント下回る62.42%でした。