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第3回 伊那VALLEY映画祭

映像を通して地域を見直す

第3回 伊那VALLEY映画祭

 映画を通して伊那谷の民俗や文化、戦争や災害の記憶を掘り起こし、地域を見直す伊那VALLEY映画祭が、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで、11日から3日間の日程で始まりました。
 1日目の11日は、伊那谷に甚大な被害をもたらした昭和36年の三六(さぶろく)災害(さいがい)から60年の節目ということもあり、災害をテーマに映画の上映やトークが行われました。
 映画祭実行委員で法政大学の高柳(たかやなぎ) 俊男(としお)教授が、映像を紹介しながら講演しました。
 三六災で被害を受けた地域でもある伊那市長谷に伝わる中尾歌舞伎保存会は、50年の節目に当たり創作の現代歌舞伎を披露したことを紹介しました。
 当時、国交省天竜川上流河川事務所の所長だった草野(くさの)慎一(しんいち)さんが原作を書き、歌舞伎風にアレンジされたもので、土石流の前兆など、災害の教訓が盛り込まれています。
 伊那VALLEY映画祭は、映画を通して地域の宝を発見しようと行われていて今回で3回目です。
 13日まで開催予定で、12日は戦争をテーマにした作品、13日は伊那の教育や歴史・民俗をテーマにした作品が上映されます。
 

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