伊那西部地区が農業水利施設整備完了
伊那西部地区の農業水利施設の整備が今年度完了するのを前に事業の報告会が18日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
伊那西部地区の農業水利施設は農林水産省関東農政局関東土地改良調査管理事務所の委託により、伊那西部土地改良区連合が管理しているものです。
現在伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の畑や田んぼ、2,561ヘクタールに農業用水を供給しています。
揚水機場にあるポンプ設備の電動機や水管理システムの老朽化により平成24年度から更新を行っていて、総事業費は26億円4千万円です。
関東農政局の野原弘彦次長は「農業生産の維持、経営の安定を図り、地域が活性化することを期待しています」と挨拶しました。
報告会には関係する市町村長などおよそ30人が出席しました。