接客講習会
駒ケ根商工会議所は3日、市内の企業を対象にした接客講習会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。旅館、ホテルやレストランなどのサービス業のほか製造業の総務担当者など約80人が参加して、群馬県伊香保温泉で旅館を経営する傍ら「群馬おかみの会」の会長を務める塚越裕子さんによる「群馬のおかみとかかあ天下」と題した講演を聞いた。
塚越さんは旅館のおかみとしての経験の中から得た接客の心構えについて「難しく考えては駄目。接客は『こんにちは』とか『良い天気ですね』といった日常の会話の延長であり、一番大切なのは笑顔」とした上で「二度と来るな竏窒ニ言いたいほどの嫌な客でも笑顔で送り出す我慢も大事なこと」と話した。
塚越さんは政府設立の観光カリスマ百選選定委員会による「旅館・ホテルに活気を取り戻すカリスマおかみ」に認定されている。