上伊那広域連合が労災事故の原因報告
伊那市役所で24日、上伊那広域連合議会全員協議会が開かれ、10月に伊那市美原の伊那中央清掃センターの解体工事現場で作業中の男性が死亡した労災事故の原因について報告がありました。
10月13日に伊那中央清掃センターの解体工事現場で作業中の65歳の男性が鉄筋コンクリートの外壁を解体していたところ落下してきた壁の下敷きになり死亡しました。
柱の根元部分に切り込みを入れながら倒して砕いていく作業で、局部的に砕きすぎたことでコンクリートが落下したということです。
また監視する技術責任者が1人だったことも原因だということです。
再発防止策として解体部の柱の根元を幅広く砕くことや監視員の1名増員などを行っていくということです。
この労災事故により工事が中断したことから、工期を25日間延長して、2022年3月25日までに変更することも報告されました。