長谷小学校が民話「孝行猿」を披露
伊那市長谷の長谷小学校3年生は長谷に伝わる民話「孝行猿」の演劇を11日に中尾座で披露しました。
劇は長谷小学校3年生10人が演じました。
孝行猿は長谷に伝わる民話で親子の愛情を描いた物語です。
猟師の勘助が母猿を銃で仕留め、家のいろりに吊るしておきました。
物音で目を覚ました勘助は、子猿たちが母猿の傷を癒して生き返らせようとするところを目撃します。
勘助はその姿を見て後悔の念にかられ、墓を造って供養したという物語です。
9月に劇を保護者に披露しましたが、児童たちが地域の人にも観てもらいたいと行ったもので、およそ100人が訪れました。
長谷小学校では毎年3年生が孝行猿の上演を引き継いでいるということです。