アルストロメリアの出荷本格化
上伊那が生産量日本一を誇る花アルストロメリアは、クリスマスや年末の需要に向け出荷が本格化しています。
伊那市東春近の酒井弘道さんのハウスでは朝から収穫作業が行われていました。
クリスマスや年末年始で需要が増えるこの時期は、多い日で1日に5,000本を出荷しています。
収穫した花は茎の太さや長さなどで選別し、不要な葉を取り除いていきます。
アルストロメリアは南米原産の花で、花もちがよいのが特徴です。
上伊那地域では1年で約1300万本のアルストロメリアを栽培していて、全国で最も多い地域となっています。
JA上伊那によりますと、去年は新型コロナの影響で需要が落ち込み、市場での価格は1本平均60円から70円でしたが、今年は1本100円ほどになっているということです。
酒井さんのハウスでは、12月の1か月間でおよそ6~7万本を出荷する予定です。