野菜販売の収益金で石楠花苑にシルバーカーを寄付
飯島中3年3組
飯島町の飯島中学校3年3組(吉沢俊教諭、40人)は24日、野菜販売の収益金で地域福祉センター石楠花苑にシルバーカー1台を寄贈した。
同クラスは3年間「清龍の時間(総合的学習の時間)」を利用し、菜園活動を展開。ジャガイモやサツマイモをはじめ、20種類余の野菜を育て、学校玄関前の無人販売所や文化祭で販売し、収益金を得た。
30人余の利用者を前に、菜園係長の城取大地君は、菜園活動の取り組みを紹介し「私たちが収穫した野菜を先生方をはじめ、地域の人々に買っていただいた。そこで得た収益金を役立てようと、シルバーカーを寄贈します。有効に使って」と呼び掛けた。
デイサービスの利用者は「私たちはシルバーカーがないと、自由に歩くこともできない」と感謝の言葉を述べた。
この後、交流会。生徒たちは利用者と唱歌「花」「もみじ」などを歌ったり、「坊主めくり」で盛り上がり、最後に生徒らは4部合唱で「河口」を響かせた。
おやつを一緒に食べた後、窓拭きや利用者の帰りの手伝いなどのボランティアもした。
同クラスは近日中に特養越百園にも収益金の一部を寄付する予定。