3回目のワクチン接種 年明けから
新型コロナワクチンの3回目接種について、伊那市では来年2月から、箕輪町では1月から65歳以上の高齢者などを対象に順次行われます。
伊那市の3回目の接種については17日に開かれた、市議会全員協議会で報告がありました。
市の説明によりますと今月中旬から医療従事者等の3回目の接種を開始し、来年2月中旬に65歳以上の高齢者から順に進めていくとしています。
2回目の接種完了後8か月を経過する18歳以上に順次通知を発送する予定です。
市町村に供給されるワクチンは、ファイザー社製ワクチンと武田モデルナ社製のワクチンが半々の割合になると見込まれています。
そのため接種日などによって使用するワクチンが1・2回目と異なる場合があり希望通りに選ぶことができないということです。
副反応は異なるワクチンを接種する交互接種と3回とも同じ種類の場合で差がなかったとされています。
なお、伊那市の12月15日現在の12歳以上の2回目の接種率は87.6%です。
また、箕輪町は、17日に開かれた記者懇談会で3回目の接種について説明しました。
箕輪町では、来年1月から3回目のワクチン接種が始まります。
町内で最も早い5月に2回目の接種を終えた人には、今月から予診票3かいめのわくちんせっしゅ としあけからの配布が始まり、来年1月18日から3回目が始まるということです。
その後は、2回目を終えた人から順次接種を進めるということです。
箕輪町でも交互接種の可能性があるということです。
なお、箕輪町の2回目の接種率は、10日現在、90.5%です。
南箕輪村の16日現在の、2回目の接種率は、87.9%で、3回目の接種の開始時期について現在検討中だということです。