弥生と伊那中生の描いた絵馬 春日神社に奉納
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の美術部と書道部、伊那中学校の美術部の生徒が描いた絵馬が伊那市西町の春日神社に22日、奉納されました。
こちらが来年の干支・寅が描かれた絵馬です。
伊那中の生徒が作ったものは、迫力が出るように中央に虎を大きく描き、来年は虎のように元気に過ごせるようにという思いを込めたということです。
弥生の生徒が作ったものは、美術部が絵を、書道部が文字を描いたということで新型コロナウイルスなどの厄災を虎の鋭い目で睨みつけて祓おうとの願いを込めて、目にこだわったということです。
きょうは、各部員や神社関係者23人が集まり、絵馬を奉納しました。
弥生ケ丘高校と伊那中学校による絵馬の奉納は、神社を身近なものに感じてもらおうと始まったもので、今年で7年目になります。
神主の伊藤光森さんは「来年は、これらの願いが叶い、穏やかな世の中になるといいです」と話していました。
絵馬は、この日から春日神社に設置されるということで、参拝する際は誰でも見ることができます。