大阪の雑居ビル火災うけ緊急点検
大阪市北区の25人が死亡した雑居ビル火災を受けて、上伊那広域消防本部が、管内のビルの緊急点検を行っています。
23日は、上伊那広域消防本部と管轄署の署員3人が、管内のビルを点検しました。
ビルのオーナーにチラシを渡して、火災への備えを呼びかけました。
これは、大阪市北区の雑居ビル火災を受けて、全国一斉に行われている点検です。
3階建て以上で3階以上に不特定多数の出入りがあり、階段が1か所しかない雑居ビルなどが対象です。
広域消防本部の管内となる上伊那8市町村には、対象となる建物が27件あるということです。
消防署の署員らは、避難経路となる場所に支障となるものが置かれていないかなどを重点に、立ち入り検査を行っていました。
上伊那広域消防本部では、緊急検査を、年内をめどに完了させたいとしています。