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二十四節気「小寒」 寒ざらし

二十四節気「小寒」 寒ざらし

5日は、二十四節気のひとつ、小寒です。
伊那市の高遠そば組合は、そばの実を川に浸す「寒ざらし」を行いました。
この日は、高遠そば組合の5人が伊那市長谷の粟沢(あわさわ)(がわ)にそばの実を浸しました。
今年は、地元高遠の8つのそば店が参加し、およそ180キロ、150食分を用意しました。
この日の朝の伊那地域の最低気温はマイナス5.8度で、粟沢川の水温は1度でした。
寒ざらしそばは、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされていて、高遠そば組合はおよそ20年前に古文書に基づいて復活させ、試行錯誤を繰り返しおよそ10年前から提供を行っています。
そばの実を冷たい水に浸すと、アクが抜けて粘りが減ることで歯切れがよくなり、甘味も増すということです。
そばは、本格的な寒さを迎える小寒から1か月間川に浸し、立春の2月4日に引き上げる予定です。
そのあと乾燥させ、7月中旬から高遠町内の8つのそば店で提供するということです。
 
 
 
 
 

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