伊那市・箕輪町・南箕輪村 消防団出初式
伊那市消防団 式典のみ実施
伊那市と箕輪町、南箕輪村の消防団の出初式が9日行われました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、市中行進の中止や式典の出席者をしぼるなど対策を取って行われました。
このうち伊那市消防団は、伊那文化会館で式典のみ行いました。
日下部良也団長は「同時多発的な災害に備え、地域で合同訓練や防災教育、救助訓練の実施が求められている。責任と権限を持ち、地域防災の中核を担う消防団として、これらの事に取り組んでいきたい」と訓示しました。
式典は、消防団の部長以上や表彰受賞者など人数を制限して行なわれ、例年の3分の1の270人程が出席し短縮して行われました。
また当初予定していた、中心市街地でのパレードは中止しました。
伊那市では去年24件の火災が発生しました。
箕輪町消防団出初式 祈願・式典を実施
箕輪町消防団は、箕輪南宮神社で安全祈願をしました。
新型コロナ感染拡大のため市中行進は中止となりました。
町文化センターで行われた式典には、各分団6人に人数を制限し44人が出席しました。
伯耆原信団長は「予防消防を徹底し、無火災への誓いを新たに、地域に貢献してほしい」と訓示しました。
箕輪町では去年10件の火災が発生しました。
また、去年8月の豪雨災害を受け、令和2年度の正副分団長会から救助用のボートなどが寄贈されました。
南箕輪村消防団出初式 観閲・式典を実施
南箕輪村消防団の出初式には団員101人と赤十字奉仕団27人が参加しました。
今年の出初式は役場駐車場での観閲と、村民センターでの式典が行われました。
式典で、海沼敬雄団長は、「ここ数年多くの自然災害が発生し、火災だけでなく任務が多様化している。引き続き村の安全のため尽力してほしい」と訓示しました。
南箕輪村では去年1件の火災が発生しました。