冬の寒さで日本酒の「寒仕込み」
伊那市高遠町の酒蔵 仙醸では、冬の寒さを利用する「寒仕込み」の作業がピークを迎えています。
11日朝8時過ぎ、酒蔵から米を蒸す蒸気が上っていました。
11日は4人で純米大吟醸の仕込みを行っていました。
酒米 山恵錦が蒸しあがると、布の上に広げていきます。
米の温度を下げ、水分を飛ばす作業です。
今朝の伊那地域の最低気温は氷点下3.4度で、2月下旬並みとなりました。
仙醸では今週から来週にかけ低温発酵させる純米大吟醸の仕込みを行っています。
米は専用の部屋に運ばれ、麹菌をかけ発酵させます。
11日仕込んだ米150キロ分は、1か月ほどタンクで発酵させるということです。
寒仕込みの作業は3月末まで行われます。