新型コロナ上伊那１１人含む２２０人感染確認

　長野県内で１３日上伊那の１１人を含む、過去最多を更新する２２０人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
　県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の３０代会社員女性１人、箕輪町の５０代会社員女性１人、南箕輪村の３０代自営業男性１人、
駒ヶ根市の７０代無職男性１人、７０代自営業女性１人、４０代会社員男性１人、１０代女子中学生１人、１０歳未満小学生女児１人、５０代会社員男性１人、
飯島町の４０代自営業従業員女性１人、２０代学生女性１人、
飯田保健所管内で４８人、大町保健所管内で２６人、諏訪保健所管内で２３人、佐久保健所管内で１６人、上田保健所管内で１０人、長野保健所管内で９人、松本保健所管内で８人、北信保健所管内で５人、木曽保健所管内で１人、長野市で４０人、松本市で２３人の合わせて２２０人です。
　２２０人の感染確認は、１２日の１６７人を超え過去最多を更新しました。
　午後４時現在、県内で感染が確認されたのは９９７３人で、入院は１１６人、死亡は９７人です。　

全県の感染警戒レベルを４に　医療警報発出

　また長野県は１３日、県全体の県独自の感染警戒レベルを３から４に引き上げました。
　但し、オミクロン株の感染者は、軽症・無症状の患者が多く、これまでの変異株とは状況が異なるとして、今回時短要請は行わないとしています。
　また全県の確保病床使用率が２３．０％となっていることから、医療警報（新型コロナ特別警報Ⅰ）を発出しました。
　医療警報の発出に伴い、信州プレミアム食事券販売などの需要喚起策を１９日から当面の間、中止とするとしています。
　また、感染者が急増している軽井沢町、蓼科町、長野市について県独自の感染警戒レベルを５に引き上げました。
 

上伊那医療生協　職員感染公表

　また、箕輪町の上伊那生協病院は、病院の職員の新型コロナへの感染を、１２日、ＨＰで公表しました。
　上伊那生協病院では、１１日に複数人の感染が確認されました。
　保健所の指導のもと、濃厚接触者の調査など必要な検査を実施し、感染防止対策に万全を期すとしています。
　上伊那生協病院では、「一般診療・入院機能は、通常通り行っています。不安のある人には個別に対応するので、相談してほしい」と呼びかけています。