「愛の鈴」の贈呈式
卒業後も村のことを忘れないでほしい竏窒ニの思いを込め3日、南箕輪村ボランティア運営委員会(浦山幸男会長)などは、手作りした「愛の鈴」を、南箕輪村中学校の卒業生147人に贈った。
愛の鈴は、会員や村内全域から募ったボランティア約50人が手作りしたキーホルダー。ビーズなどでつくった小さなこけしと鈴がつく。贈呈は15年以上続けている。
浦山会長は「悩むことは大変なことだが、5年、10年すると思い出に変わる。おおいに悩みながら一歩一歩立ち止まらずに歩んでいってほしい」と、鈴の入った箱を各クラスの代表に手渡した=写真。
卒業生代表で唐澤奈帆さんは「私たちのために心を込めてつくってくれた貴重なもの。大切にしていきたい。良い学生生活を送れたのは地域の支えのおかげ。今後、村を離れることになっても、地域の思い出を忘れずにいたい」と語った。