消防団員の報酬増額へ 町長に答申
箕輪町特別職報酬等審議会は、消防団員の報酬について、増額することが望ましいと白鳥政徳町長に4日、答申しました。
この日は、審議会の向山淳会長が役場を訪れ、消防団員の報酬について、増額することが望ましいと答申しました。
報酬引き上げ案は、全て年額で消防団員が1万5,000円から3万6,500円に、班長は団員の2倍の7万3,000円です。
また、令和3年度に団員報酬の引き上げを行った際に、部長以上の階級は引き上げていないため、基礎報酬を現在の1.25倍とし、さらに団員の増額分と同じ、2万1,500円を付け足します。
団長は28万2,000円から30万3,500円となります。
また、出動報酬は1回3,000円から、4時間未満が4,000円、4時間以上が8,000円となっています。
審議会では、深夜出動への割増などについても検討が必要という意見が出されたということです。
白鳥町長は「報酬増額により、課題となっている団員の確保に繋がってほしい」と話していました。
報酬増額の条例改正案は、町議会3月定例会に提出される見通しです。