(仮称)セルリー疫病 南信で確認される
長野県は、セロリに立枯れや腐敗などを引き起こす(仮称)セルリー疫病が、南信地域で栽培されたセロリから確認されたと7日に発表しました。
セルリー疫病は、菌類による病害で、主に葉の黄化を伴う生育停滞や芯の部分の腐敗などの症状がみられるものです。
県によると、県内でこうしたセロリの疫病の確認は初めてで、国内でも聞いたことがないということです。
県病害虫防除所によりますと、去年6月に南信地域の水田転換畑の排水不良が見られる箇所など複数の圃場で被害株が見つかり、セルリー疫病が確認されたということです。
県病害虫防除所では、同様の症状が見られた場合は市販の簡易キットによる診断を行い、必要に応じて上伊那農業農村支援センターに相談するよう呼びかけています。