小学生らの歌声響く
スプリングコンサートに木曽町から参加
伊那市の小学生らが出演する「スプリングコンサート」(NPOクラシックワールド主催)が4日、伊那市生涯学習センターであった。合唱団など7団体約250人がステージに立ち、元気いっぱいの歌声を響かせた。
コンサートには、地元や31日に合併する高遠町の小学校合唱団らに加え、2月に権兵衛トンネルが開通したことから、木曽町の上田小学校4縲・年生約60人が初参加した。
曲目は「さくら」「ハレルヤ」「友情の歌」など。伊那西小の手話点字音楽クラブは手話を交えたり、トーンチャームで演奏したりして発表した。
上田小は「今日から明日へ」など2曲を披露。体を左右に動かしながら、息のあったステージを見せた。
斎藤久夫校長は「伊那での発表は初めてで、子どもたちは張り切っていた。伊那の子どもたちのレベルは高く、参考になる」と話していた。
会場の300席はほぼ埋まり、木曽から来た児童の保護者らも多かった。
また、招待した春富中学校合唱部の発表や、全員合唱「翼をください」などもあり、音楽を通した交流を図った。