伊那図書館のバリアフリー
伊那市の伊那図書館では、ハード面、ソフト面、ともに様々なバリアフリー化がすすめられています。
伊那市の伊那図書館は、去年12月に改修工事が完了しました。
トイレには、誰にでもわかりやすい視覚記号「ピクトグラム」が表示されています。
人工肛門・人工膀胱「オストメイト」の人に対応したトイレも設置されました。
また、読書のバリアフリーにも取り組んでいます。
スウェーデン発祥の「リンゴの棚」と呼ばれるコーナーでは、誰にでも読書の楽しみを知ってもらうための様々な工夫が凝らされています。こちらは赤ちゃんも安心して楽しめる布で作られた絵本です。
こちらには、目が不自由な子どもも、手で触って楽しめる凹凸や、点字がついています。
LLブックは、読むことが苦手な知的障害、発達障害の人にもわかりやすいように編集された本です。
イラストを併記することで、書かれている内容が理解しやすくなっています。
腕章をつけたスタッフが館内に在中しています。本の検索など、来館者の困りごとに、対応しています。
伊那図書館は、誰もが読書を楽しめる場所として、バリアフリー化を進めています。