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伊那市一般会計当初予算案358億4500万円

伊那市一般会計当初予算案358億4500万円

伊那市は、総額358億4500万円の令和4年度一般会計当初予算案を18日、発表しました。
4月に伊那市長選挙が予定されているため継続的な事業を中心とした骨格予算となります。
18日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が概要を説明しました。
新型コロナ対策とアフターコロナを見据え感染症対策事業に9億1千万円を計上しています。
新型コロナ対策の新規事業は、市内認定こども園の自動水栓化工事の補助に100万円、商工団体などが行う飲食店の活性化イベントの補助に300万円となっています。
コロナ関連以外の主な新規事業は、高遠町と長谷総合支所の新庁舎の整備に1億4千万円。
しんわの丘ローズガーデンに乗用カートコースや駐車場を整備する事業に6000万円
VR技術などを活用して仮想空間にコンテンツを構築する移住定住促進事業に2000万円。
災害に強い農業を確立するための研究に100万円
教育関係では、児童一人ひとりの習熟度によってAIが最適な問題を出題するAIドリルの導入に900万円。
市内の通学路23カ所にグリーンベルトや警戒標識を設置する通学路緊急対策事業に2100万円などとなっています。
福祉関係では、実施可能な事業から進めるとしていて、支援対象者の拡大や支援内容の見直しなどを先行して実施するとしています。
来年度の一般会計当初予算案は、骨格型のため今年度と比べ9億2200万円少ない358億4500万円となっています。
当初予算案は3月議会に提出され、政策的な事業の予算は市長選終了後の6月議会に補正予算案として計上される見通しです。
 

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