南箕輪村議会3月定例会開会
南箕輪村議会3月定例会は6日開き、05年度一般会計など補正予算案、06年度一般会計など予算案、大芝公園等関連施設など指定管理者の指定、条例改正など計34議案、請願・陳情を提出した。補正予算案など7件、村議会議員の定数が次期選挙から現行16から10になることに伴う常任委員会・議会運営委員会定数等検討特別委員会設置に関する議員発議を即決した。
05年度一般会計補正予算案は、歳入歳出総額に469万6千円を追加し総額を各46億3867万3千円とする。
06年度一般会計予算案は総額40億6千万円で、前年度肉付け予算比9・3%、4億1671万円減額の予算を計上した。
唐木一直村長は予算編成方針について、「住民アンケートの結果を参考に村民生活重視の『安全で安心して暮らせる子育てに優しい村づくり』を基本姿勢に予算編成した。ハードからソフトへの事業転換を図り、財政調整基金を取り崩すことなく、一般会計の借金総額を減らしつつ、特定目的基金への積立をする予算」と述べた。
村特別職の給与に関する条例の一部改正議案は、06年度の給料月額を村長10%、助役7%、教育長5%の減額。
村長は、村特別職報酬等審議会の「一律5%減額」の答申を勘案しつつ、2年目も10%減額の判断をし、助役については、審議会が「本旨ではない」とした上で、村長が昨年同様に答申額より引き下げる場合、助役と教育長の給料月額に対し一定の割合でさらに減額することが望ましい-とする内容を添えていたことから、7%減額したことを説明した。05年度は村長10%、助役と教育長各5%減額している。
請願・陳情は次の通り。
▽請願=出資法の上限金利の引き下げ等「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願書
▽陳情=「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書」提出に関する陳情