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医学生物学研究所が新型コロナ抗原検査キット寄贈

医学生物学研究所が新型コロナ抗原検査キット寄贈

東京に本社を置き、伊那市手良に研究所がある臨床検査薬メーカーの株式会社医学生物学研究所は新型コロナウイルス抗原検査簡易キット2万個を3日、伊那市に寄贈しました。
医学生物学研究所の山田(やまだ)(きみ)(まさ)社長らが市役所を訪れ、白鳥(しろとり)(たかし)市長に目録を手渡しました。
寄贈された検査キットは今年2月に体外診断用医薬品として製造販売承認されたものです。
中国にあるパートナー企業が開発・製造し、医学生物学研究所がが製造販売元となっています。
オミクロン株を含めた変異株について感度を落とすことなく検出できるということです。
医学生物学研究所は伊那市手良に研究所があり、長野県で唯一の体外診断医薬の製造販売を行う企業です。
伊那市では受験が近い、市内の中学3年生およそ650人の中から希望する人に配布します。
また感染者が発生した小中学校や福祉施設、保育園などにも配布していく予定です。
抗原検査簡易キットは現在、入手が困難になっていることから、研究所がある伊那市に寄贈をしたいと医学生物学研究所から申し出があったということです。
 

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