伊那中央病院が県内の病院で初の3D外視鏡導入
伊那市の伊那中央病院は4Kモニターに映された3D映像を見ながら手術を行う外視鏡を県内の病院では初めて導入しました。
こちらが新たに導入した外視鏡です。
伊那中央病院では来年度に耳鼻科の医師の常勤化も予定され、手術が増えることが想定されることから、今回県内の病院として初めて導入しました。
外視鏡は4Kモニターに映された3D映像を見ながら手術を行うもので、医師への負担が減り、安全で確実な手術につながるということです。
また、大型の画面でスタッフが手術の状況を共有できます。
伊那中央病院は、がんの検査などに使われる磁気共鳴画像診断装置・MRI1台を更新しました。
病院は2台のMRIを所有していて、そのうち導入から10年が経過し老朽化した1台を更新しました。
人工知能・AI技術により、検査の所要時間が5分ほど短縮され、音も静かになったということです。
更新したMRIでは撮影の際に息を止める必要がなくなり、患者の負担軽減につながるということです。
伊那中央病院では1か月でおよそ500件の検査を行っていますが、今後はおよそ600件の検査が可能になるということです。