信州高遠美術館で日本画三人展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、日本画三人展 「響きあう時間(とき)」が7日から開かれています。
展示会の開催を前にきょう、作家による作品説明会が開かれました。
高崎昇平さんは、東京都生まれで、全国公募で行っていた信州高遠の四季展の第1回の大賞受賞者です。それが縁となり、高遠にたびたび訪れ桜を描いています。
高崎さんの作品を原画に、高遠城址公園のフレーム切手も制作されました。
新生 加奈さんは、東京都出身で、高崎さんの妻です。今回は会場を訪れることができませんでした。
母子像や少女像などの人物画を中心に制作活動を行っています。美しく繊細な色彩で、優しさに満ちた人物像を描くとされ、精力的に作品を発表しています。
村田 裕生さんは諏訪市出身です。高崎さんの縁で、信州高遠美術館で、2011年に二人展を開いています。
今回は、高遠城址公園を描いた風景画の他、アメリカ・サンタフェ滞在中に生み出した抽象画の屏風も展示しています。
高崎さんと村田さんの二人は信州高遠美術館の日本画講座の講師も務めていて、会場には、日本画の画材なども展示されています。
この日本画三人展は、6月12日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。