箕輪町議会 補正予算案・新教育長任命など33議案を可決
箕輪町議会3月定例会が14日役場で開かれ、新たに追加された5議案を含む33議案を可決し、閉会しました。
このうち、今年度の一般会計に新たに3,050万円を追加する補正予算案は、新型コロナウイルス第6波の影響で売り上げが減少した中小企業を対象に、法人に20万円、個人事業主に10万円を給付するものです。
また、福祉施設や医療機関などに対し、一事業主あたり20万円、入院施設がある事業主に50万円を応援金として交付します。
他に、新たな教育長に、元伊那市立高遠中学校校長の小林久通さんを任命する議案が同意されました。
小林さんは、松島出身の62歳です。
山梨県の都留文科大学を卒業後教員となり、県内の小中学校などで教鞭を執りました。
平成30年度に高遠中学校の校長となり、定年後は町教育委員会の学校指導主事を務めています。
新教育長の任命は、今の小池眞利子教育長の任期満了に伴うものです。
新教育長の任期は、4月1日から3年間となっています。
ロシアの軍事進攻に抗議 決議案可決
他に、議員提出議案のロシアによるウクライナへの一方的な軍事侵攻に対して抗議し平和的解決を求める決議案が可決されました。
議員らは、「NO WAR」と書かれたプレートを胸につけ、一刻も早い平和的解決を求めていました。
定例会終了後に全員協議会が開かれ、現在木下区に5か所ある投票所を3か所にする方針が示されました。
木下保育園の新設などに伴うもので、これまでの木下北保育園・南保育園・原町転作センターに設けられていた投票所を廃止し、木下保育園・木下公民館・一の宮公民館の3か所とするものです。
今年7月の参議院選挙から3か所で投票が行われます。