JR東海が南アの保全に支援 協定締結
JR東海と、伊那市などで構成する南アルプス食害対策協議会、県は、南アの自然環境の保全を推進するための協定を、17日締結しました。
協定は、JR東海が、南アルプス食害対策協議会が取り組む高山植物の保全活動に必要な経費の一部を支援し、協議会は、支援を受けて、防鹿柵の設置か所を拡大するなど保全活動をより一層推進するなどとしています。
南アルプス食害対策協議会は、南信森林管理署・信州大学農学部・長野県・伊那市や飯田市などで、平成19年度に設立されました。
シカの食害による花畑の消失や土砂流出が問題となっていることから、柵を設置するなどの活動を行っています。
協議会の事務局を務める伊那市では、「支援をいただき、保全活動を拡大できることはありがたい」としています。
協定期間は、4月1日から5年間となっています。