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伊澤修二と高遠藩の軍制改革をテーマに創造館で企画展

伊澤修二と高遠藩の軍制改革をテーマに創造館で企画展

伊那市高遠町出身で、東京音楽学校今の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二と高遠藩の軍制改革をテーマにした企画展が、創造館で開かれています。
会場には、日本に3冊しかないとされる伊澤修二の初めての著書「教授(きょうじゅ)真法(しんぽう)」の他、少年時代に読んでいた翻訳書などが展示されています。
西洋式の訓練や欧米の書物に触れたことをきっかけに英語を学んだ伊澤修二は、その経験を活かし愛知師範学校の校長を務めた他、明治8年には教育学を学ぶためアメリカに留学しました。
企画展は、伊澤修二が留学するまでの23年間の学びの姿と高遠藩の歴史について知ってもらおうと、伊那市教育委員会と上伊那教育会が共催したものです。
見どころの1つでもあるこの西洋太鼓は、宮田村の小田切家が所蔵するもので、軍事調練の際高遠藩で実際に使用したものとされています。
企画展「高遠藩の軍制改革と伊澤修二」は、6月27日まで伊那市創造館で開かれています。

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