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ふれ愛の郷の集い講演会

ふれ愛の郷の集い講演会

 日本古来の食生活から現代の健康を考えよう竏窒ニ4日、「ふれ愛の郷の集い講演会」が東春近ふれ愛館であった=写真。作物学を専門とする信州大学農学部の井上直人教授を講師に迎え、雑穀を取り入れた健康づくりを学んだ。東春近社会福祉協議会主催。
 白米の普及や食の欧米化に伴い、雑穀は日本人の食卓から遠ざかってしまった。
 井上さんは、雑穀を主食としていた長寿村の事例から、雑穀には老化を促進する活性酸素を除去する成分が豊富に含まれ、美容や健康にも効果がある食物繊維が野菜を摂取するより多く取れることを示した。
 現代の食生活は、高脂肪・タンパク質が中心でバランスが悪く、肥満や糖尿病を引き起こすカロリーは多いが、栄養成分は不十分で、栄養失調の現代人も多いという。
 雑穀は、現代人の食事バランスを整えるのに効果的で、成人病や現代病の改善にも大きな効果が期待される竏窒ニし、雑穀を取り入れた主食の再構築を提唱した。

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