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駒工ものづくり教育振興会発足

駒工ものづくり教育振興会発足

 駒ケ根工業高校(本間秀明校長)は生徒へのものづくり教育をさらに充実させようと「駒工ものづくり教育振興会」を発足させた。6日夜、役員ら約10人が同校に集まり、発会式と05年度総会を開いた。初代会長に現同窓会長の三浦靖幸さんを選出したほか、ヒューマノイド(人間型)ロボット部品一式(23万円)の購入などを盛った事業計画・予算案を承認した。
 三浦会長は「赤穂高校との統合問題ではひとまず駒工単独での存続が決まった。しかし必ずや次の改革案が出てくるし、現状のままでは存続は難しい。今のうちから魅力ある学校づくりに取り組んでいく必要がある」と述べ、発足した会の使命の重さを強調した。
 同会は、昨年展開された赤穂高校との統合反対運動の中で地元企業から資金や技術面での協力の申し出が多数寄せられたことから、将来の学校存続のためにも、その受け皿としての組織が必要との判断から発足に至った。収入は会員企業からの会費や賛助金、寄付金のほか、市の補助金などを充てる。
 同会事務局は、駒ケ根市内の製造企業でつくるテクノネット駒ケ根などを通じて地元企業に会員となるよう参加を呼び掛けるとともに、新年度開始を待って06年度の事業計画・予算案に着手し、6縲・月に総会を開きたいとしている。

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