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ゴミの削減目標を達成する状況で推移 新たな行動計画で継続して減量化を

 宮田村が2002年度に策定した環境基本計画で、5年間で目標にしていた村内排出ゴミの10%削減が達成される状況で推移していることが分かった。6日の村環境審議会で報告。新年度から実施する「ゴミ処理減量行動計画」についても話し合い、家庭、事業所、村が引き続き減量化に努めることを確認した。
 01年度に2622トンだった排出量だが、昨年度は2328トン。10%減を超える状況で、本年度も1月末現在で前年とほぼ同じか下回る状況で推移。03年度からのゴミの有料化が大きく影響していると思われる。
 「ゴミ処理行動計画」は、新年度から2010年度までの住民、事業所、行政それぞれの取り組みを示すもの。10年度の家庭系ゴミの1人1日排出量を523グラム、資源化率を38・5%に設定した。
 この数字は現状でも達成しているが、村は「上伊那広域の計画にあわせたもので、より一層の減量化を推進したい」と説明。行動計画にそってゴミが発生しないための取り組み、再使用、再資源化の徹底を継続すると話した。
 審議会では「計画をどのように落とし込んで、実行するかが大切」、「(過剰包装を防ぐ取り組みなど)関係団体にも知恵をしぼって頂きながら、実行に移していけば」などの意見が挙がった。

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