少林寺拳法教室の子どもたちがキノコの菌打ちに挑戦
駒ヶ根市スポーツ少年団、宮田村公民館の両少林寺拳法教室の子どもたちが5日、シイタケの菌打ちに挑戦。原木栽培の一端にふれた。昨年夏に続いて2回目で、育ったシイタケも全員で試食。原体験を通じて、天の恵みの尊さも見つめ直した。
教室の指導者で、太田切川沿いでキノコを栽培している水上平八郎さんが全面的に協力。子どもたちをキノコ園に迎え入れた。
成形された菌をホダ木に押し込む作業を体験。飲み込みも早く、黙々と取り組んだ。
昼食には同じく指導者の山本武さんが、北海道奥尻島で育った母親直伝のスープを振る舞った。
昨夏子どもたちが菌打ちしたシイタケのほか、ジャガイモ、ニンジンなどふんだんに盛り込み、塩とコショウで味付け。素朴な味に全員が舌鼓を打ち、心も体も温かになった。
「美味しいものを食べて、素直に美味しいと感じれる心。森や水、土にふれながら、大切なものを見直す機会になればうれしい」と水上さんは話していた。
少林寺拳法教室では新たな受講者を募集している。問い合わせは佐々木さん83・9815まで。