高遠城址公園 満開
10日の伊那地域の最高気温は26.5度まで上がり夏日となりました。
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が今日、満開になりました。
週末の10日、満開となった公園には、県内外から多くの花見客が訪れていました。
公園には県の天然記念物にも指定されている固有種タカトオコヒガンザクラが1500本植えられています。
高遠城址公園の桜は5日に開花宣言が出され、ここ数日の暖かさで一気に進み、平年より1日早く、去年より9日遅い満開となりました。
見所の一つ桜雲橋では、訪れた人が足を止め、写真を撮るなどしていました。
伊那市によりますと高遠城址公園の桜は、天候にもよりますがあと1週間ほど楽しめるということです。
高遠中生が観光客をもてなす
高遠城址公園近くの高遠中学校では、生徒が観光客をもてなしています。
10日は、高遠中の生徒有志やPTAが駐車場の案内や桜茶のふるまい、売店の接客などを行いました。
高遠中学校では、毎年さくら祭り期間中の土日には校庭を駐車場として開放しています。
10日は、2,3年生の生徒およそ30人が参加し観光客の接客をしていました。
売店では、地元名物の高遠饅頭や高遠中学校公式萌えキャラが描かれたクリアファイルなどを販売しています。
高遠中学校の生徒による観光客のもてなしは16日17日も行われます。