伊那市長選挙・市議会議員選挙特集①
市長選 立候補者紹介
伊那市長選挙・市議会議員選挙の投開票が、24日に行われます。
5日間に渡り、選挙特集をお伝えします。
初日の18日は、市長選に出馬した2人の候補者を経歴や人柄を交えながら紹介します。(※届出順)
白鳥氏紹介
「民間企業にいる時も現場。現場に答えがある。行政は守備範囲が広いが現場に行って自分の目で確認することが一番大事」
無所属で3期目の白鳥孝さん66歳です。
伊那北高校を卒業後、立教大学に進学し、昭和54年に信英蓄電器箔株式会社に入社しました。
平成16年に民間登用され、伊那市の収入役に就任し平成19年から副市長を務めました。
平成22年の市長選に立候補し新人同士の一騎打ちで初当選しました。
白鳥さんは、渓流釣りと登山が趣味で民間時代、地元紙に釣りや植物についての記事を連載していました。
「釣りよもやま話を連載していた。自然の事や花の事だったり。学生時代は年間100日から150日山へ入っていた。仙丈ヶ岳あたりだったら仕事を午前中やって、それから飛び出して泊まって。朝10時の会議に合わせて上から駆け下りて出るっていうパターン。2日ゆっくりかけてっていうのは中々とれない。」
コロナに直面した時、行政の役割は弱者に手を差し伸べることが大事だと白鳥さんは話します。
「高齢者福祉とか障害者福祉の分野だけでなくて、他にも全てが福祉だと思っている。タイムリーに素早くやっていくことが大事だと思っている」
八木氏紹介
「自分のためじゃないからですね、がんばれるのは。誰かのため、地域、困っている人のためだったり」
無所属新人で山寺の八木択真さん43歳。
伊那市内で飲食店やホテルを経営するはしばコーポレーションの代表を務めます。
大阪府堺市出身八木さんは、信州大学農学部を卒業後、産経新聞社の記者となりました。
記者時代には、東日本大震災の被災地を取材しています。
「本当に人生観が変わるぐらいの取材だった。何にもなくなった小さな漁村でも、ここで生き続けたいと思える人たちが羨ましく思った」
大学時代を過ごした伊那の地に根をおろしたいという気持ちが強くなった八木さんは、新聞記者を辞め2013年に居酒屋をオープン。
街づくりに関わりたいという思いからイベントの企画や、新型コロナウイルスの影響を受けている飲食店が弁当などを販売する「テイクアウトマーケット」を開設しました。
もうすぐ2歳になる娘の父親でもある八木さん。子育て全力応援、誰もが生き生きと暮らせる伊那を目指したいと話します。
「行政とか政治とかみんなが生きていく究極の目的は、みんなが幸せになることだと思う。って考えた時にまず大事なのはお母さんの余裕だとよくわかった。その色々な経験というのが本当に行政運営に効いてくるので、だからこそ自分が頑張らなければいけないという思いがある」
19日は特集②
19日は、市長選立候補者に聞く「人口減少・新型コロナ対策」をお伝えします。