箕輪町が果樹の凍霜害対策で実証実験
箕輪町は、果樹の凍霜害対策として、薬剤を使用した実証実験を行っています。
木下一の宮の伊藤剛史さんの果樹園です。
今回の実証実験では、糖蜜を使った薬剤を花や葉に散布することで低温による被害を防ぎます。
りんごの木に薬剤を散布していきました。
凍霜害対策は、ファンを設置するなど大規模な設備を必要とするものが一般的だということです。
箕輪町などに合わせて7haの果樹園を持つ伊藤さんは、面積が広いためこれまで対策しきれなかったということです。
箕輪町によりますと、町内の昨年度の被害額は、りんご・梨合わせて793万円でした。
町では、効果を検証し、農家を対象に秋に報告会を開くということです。