伊那市手良で一足早く田植え始まる
上伊那地域でも一足早く伊那市手良で田植えが始まっています。
21日は伊那市手良の株式会社 中坪ノーサンが手良野口で田植えを行いました。
高齢化などで米作りが難しくなった手良地区のおよそ300枚の田んぼ、32ヘクタールを借り受けています。
田んぼの枚数が多いことなどから、田植えは毎年この時期から始めるということです。
植える品種はコシヒカリ、スーパームーン、五百川、こがねもちの4種類で、きょうはスーパームーンを植えました。
田植えは、6月10日頃まで1か月半ほどかけて行います。
2021年は新型コロナの影響による米価下落もあり、JAの引き取り額も下がったということです。
登内美穂社長は「米作りは天候により大きく左右される。去年はお盆に降った大雨の影響もあったので今年は無事育ってほしい」と話していました。
中坪ノーサンでは、稲刈りは9月上旬から始めるということです。