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中尾歌舞伎保存会 春季公演に向け稽古

中尾歌舞伎保存会 春季公演に向け稽古

伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の春の公演が29日に2年ぶりに行われます。
本番を前に練習に熱が入っています。
21日は、中尾歌舞伎保存会のメンバーが中尾座に集まり、稽古を行いました。
新型コロナの影響で、春季公演は2年振りの開催となります。
演目は「一谷嫩(いちのたにふたば)軍記(ぐんき) 熊谷(くまがい)陣屋(じんや)(だん)」で7年振りの公演だということです。
熊谷陣屋は、戦いの悲しみと武士道のむなしさを浮き彫りにした物語です。
古典的な格調をそなえた名舞台として現代に伝えられています。
源義経に仕える主人公の熊谷(くまがい)(なお)(ざね)は、一の谷の戦いで(たいら)(あつ)(もり)の命を助けよとの密命を受けます。
そこで直実はやむなく息子を身代わりとして差し出すという物語です。
今回の公演では、2年前に長谷に移住した、御子柴(みこしば)(さとる)さんが初めて舞台に上がります。
御子柴さんは、直実の子分の役を務めます。
中尾歌舞伎春季公演は、29日祝日の午後1時30分から伊那市長谷の中尾座で上演されます。
新型コロナ感染拡大防止のため、賛助会員と関係者のみに入場を制限しています。
伊那ケーブルテレビでは、春季公演の模様を122chで生放送します。
 

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