「萱野高原の桜を育てる会」設立
箕輪町の萱野高原を桜の山として新たな名所にしよう-と町の呼び掛けで、桜を守り育てる「萱野高原の桜を育てる会」が発足した。6日夜、町産業会館で設立総会を開き規約などを承認し、ボランティア活動を主体に夢に向かって取り組もうと決意を新たにした。
05年に町発足50周年記念「さくらの萱野高原づくり」事業として始まり、4月と11月にオオヤマザクラを合計350本植樹した。桜が見ごろになるまでには息の長い育成活動が必要となるため、住民有志を募って会を立ち上げた。
会員は萱野高原活性化委員、町議、一般町民ら93人。会長に平沢豊満町長、副会長に毛利儀男三日町生産森林組合長、中村昭吾福与生産森林組合長を選出。会長は、「桜を一人前に育てるには愛情とずくも必要になる。全員のお力がないとできない。皆で夢を実現するため頑張りましょう」とあいさつした。
06年度は、本年度植樹した桜の育樹が中心で春と秋に作業を予定。4月23日の萱野高原開きに参加してもらい、350本の桜を見てもらうことも呼びかけた。会員は今後も募集する。