伊那バイパス一部開通
伊那市美篶青島と箕輪町木下を結ぶ国道153号伊那バイパスのうち、伊那市福島から野底間の1.4キロの整備が終わり29日の午後3時に通行が可能になりました。
今回、整備した1.4キロ区間は平成24年度に着工し、事業費はおよそ105億円です。
暫定2車線で車道の幅は、3.5メートルずつ、歩道は片側のみで幅は3メートル、
福島志茂交差点南側から福島陸橋、令和伊那トンネル、野底大橋を渡り伊那北小学校東側につながります。
伊那バイパスは、交通渋滞の緩和や飯田市のリニア中央新幹線長野県駅へのアクセス強化などが期待がされています。
29日は、令和伊那トンネルで交通安全祈願祭が行われ県や市などの関係者20人が出席しました。
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「工業団地へのアクセスの時間短縮や利便性の向上に期待をしている」と話していました。
式の後、県・伊那市・警察の車両で走り初めをしました。
伊那バイパスは箕輪町木下から伊那市美篶青島までのおよそ7.6キロ区間で、これで木下から野底までの4.5キロが完成しました。
県では、美篶青島までの残り3.1キロの整備を進めていて令和9年度の全線開通を目指しています。