生徒の野外活動を応援
伊那中PTA・グラウンドに桜7本植樹
伊那中学校PTA(伊藤正会長)は4日、同校グラウンド東側にエドヒガンザクラの苗木7本を植樹した。PTA役員15人ほどが参加。小さな苗木が大きな幹に成長することを願いながら丁寧に土をかぶせていった。
市内の他中学校に比べて桜の木の本数が少ないことや、校庭東側には木陰もなく生徒たちが夏場は困っていることから、同PTAでは桜の木を植樹。今回の取り組みで校庭にあった桜は7本から14本に増えた。
エドヒガンザクラは高遠城址公園(高遠町)で有名なタカトオコヒガンザクラに似ていて、花びらは小さく、ピンク色が濃いのが特徴。苗木はPTA役員の一人が、同町で桜の苗木を育てている知り合いから譲り受けた、高さ3メートルほどを植えた。
伊藤会長は「子どもと一緒に健やかに成長してほしい」と桜が大きく育つことを期待。花が付くのは5年後になるそうで、役員らは校庭に咲きそろう桜を心待ちにしていた。