長谷総合支所機能を仮移転
伊那市長谷の長谷総合支所の現地建て替えのため、6日から気の里ヘルスセンター栃の木に事務所機能が仮移転しました。
GW中に職員が移転作業を行い、6日から気の里ヘルスセンター栃の木の多目的スペースを活用して総合支所の業務を移しました。
これまでの庁舎は、長谷村役場として昭和34年に建設されました。
施設の老朽化に伴い建て替えることになりました。
伊那市では、防災上のリスクが低いことや新たな用地を取得する必要がないとして現地での建て替えとしています。
また近くにあるケーブルテレビ施設を改修し南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会などの事務所が入る計画です。
6日は、開所式が行われ白鳥孝市長は、「市民目線での業務をお願いしたい」と訓示し、新庁舎建設については、「長谷の特色を活かし、地域住民にとっても象徴になる建物にしたい」と話していました。
気の里ヘルスセンターは、乳児検診や高齢者の健康教室などの福祉施設として平成16年に旧長谷村が整備しました。
仮庁舎には、これまでと同様に総務課、市民福祉課、山岳高原観光課、農林建設課が入り職員22人体制で業務を行います。
長谷総合支所新庁舎は、令和5年度中の完成を目指し、今年度から本格的な工事が始まります。