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小沢川水権委員会が水枡検査

小沢川水権委員会が水枡検査

伊那市西箕輪の小沢川水系で農業用水として使われている水が取り決め通りに流れ込んでいるかを調べる(みず)(ます)検査が9日に行われました。
水枡検査は伊那市の坂下、山寺、荒井など7地区の住民でつくる小沢川水権委員会が行ったもので、各地区の区長などおよそ50人が立ち会いました。
5月9日を水枡検査の基準日としていて、農業用水として使われている大萱(おおがや)()与地(よち)()上戸(あがっと)中条(なかじょう)()の3か所の水利権をめぐる地区同士の争いを解決するため、明治初めの頃から毎年行われています。
このうち与地(よち)()で行った検査では、取り入れ口の水深や幅を測っていました。
検査により、大萱(おおがや)()上戸(あがっと)中条(なかじょう)()は平均的な水深と水の流れが保たれ、与地(よち)()は取り入れ口に砂利が溜まり水深が浅くなっているとの結果が出されました。

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