クラシック音楽の祭典 合唱団始動
ドイツの作曲家カール・オルフのカルミナ・ブラーナをオーケストラの演奏で歌うクラシック音楽の祭典が来年6月4日に伊那市の伊那文化会館で開かれます。
15日は、その合唱団の発足式が行われました。
発足式には、公募して集まった南信地域の合唱団などに所属するおよそ100人が参加しました。
発足式で、実行委員長の稲垣稔さんは、「演奏会に向けみんなで一体となり取り組んでいきたい」と話していました。
15日は、声を出すためのストレッチをしたり歌詞の発音などを確かめました。
当初は、ベートーベンの「ミサ・ソレムニス」に挑戦する予定でしたが、新型コロナの影響で2回延期となりました。
十分に練習ができないことから演奏の経験者が多いカルミナ・ブラーナを演奏することになりました。
こちらは、2014年に伊那文化会館で演奏したカルミナ・ブラーナです。
楽曲カルミナ・ブラーナは、混声や児童などの各合唱やソリスト、大編成のオーケストラで様々な人間の感情が描かれる壮大な音楽だということです。
クラシック音楽の祭典には、伊那フィルハーモニー交響楽団や上伊那の子どもたちなども出演します。
来年6月の公演に向け、月に2回練習をしていくということです。