伊那市が災害時の水道施設の支援協定結ぶ
伊那市は上下水道施設の維持管理を行っている日本クリーンアセス株式会社と災害時における水道施設の点検や給水の支援協力を行う協定を19日に結びました。
伊那市役所で調印式が行われ、伊那市の白鳥孝市長と長野市に本社がある日本クリーンアセス株式会社の青柳光昭社長が災害時における支援協力に関する協定書を取り交わしました。
この協定では、地震などの災害時に、市が管理する水道施設が被災または被害が想定される場合に、日本クリーンアセスが施設の点検や破損の調査、断水地域への給水活動を行うものです。
白鳥市長は「災害はいつ起きるかわからない。土砂災害などによる断水地域への給水活動に対応できる体制づくりに協力いただきありがたい」と感謝していました。
日本クリーンアセスは2021年10月から高遠町・長谷地域の水道の維持管理の業務委託を受けていることから今回の協定締結につながりました。
日本クリーンアセスは伊那市や諏訪、飯田、東信エリアなど県内32か所の上下水道施設の管理を行っています。
地方自治体と災害協定を結ぶのは伊那市が初めてだということです。