アルストロメリアの新品種「アストロノバ」出荷始まる
伊那市長谷で花き栽培などを行う有限会社フラワーポケットは、アルストロメリアの新品種「アストロノバ」の出荷を始めました。
こちらが、アルストロメリアの新品種「アストロノバ」です。
八重咲で1輪の花を咲かせるのが特徴です。
21日は、社員が収穫作業を行っていました。
アストロノバは、オランダでアルストロメリアの栽培を行う会社が、10年ほどかけて開発したものです。
フラワーポケットでは、日本での流通のため、生育調査や市場調査を依頼され、1年半ほど前から試験栽培を行っています。
今年に入り、出荷を始めたということで、栽培から出荷まで行っているのは、ほかに愛知県の農家で、日本で2軒だということです。
現在、年間100万本、全体の出荷量の1割をアストロノバに切り替え、全国各地に出荷しています。
フラワーポケットでは、7品目を栽培しているということで、市ノ羽浩和社長は「市場への流通には手ごたえを感じている」と話していました。
フラワーポケットでは、今後栽培品目を増やしたり、アストロノバにあった栽培方法などを試していくということです。