シルバー人材会員が障子張り
講習とボランティアで一石二鳥
駒ヶ根広域シルバー人材センター宮田地区の会員が8日、障子張りの講習を受けた。古くなった公共施設の障子を張り替えようと、ボランティアも兼ねて実施。全会員の半数近い33人が参加して、熱心に作業した。
同センターにとって、障子張りは大切な業務のひとつ。多くの会員に習熟してもらう目的もあったが、あわせて地域の役に立ちたいと、村の福祉施設で古くなった障子を使って講習した。
駒ヶ根市の平澤徹さんが指導。多くの会員は家庭でも経験したことがあり、慣れた手つきで作業していた。
同センター宮田事業所長の後藤元紀さんは「高齢者世帯が増えており、障子張りも大変になる。技術を覚えて、少しでも地域のお役に立てたら」と話していた。