伊那市選挙後の肉付け予算発表
伊那市は、市長選挙後の令和4年度の肉付け予算となる30億円の一般会計補正予算案を27日、発表しました。
4月に伊那市長選挙が行われたため、当初予算は骨格予算でした。
このため、肉付けとなる事業を盛り込んだ一般会計補正予算案を27日、白鳥孝市長が発表しました。
主な事業では、タクシー事業者と連携し、ぐるっとタクシーと同じ料金で高齢者などの市街地での移動支援に2400万円。
不登校の児童生徒を対象とした食農体験型中間教室の開設に390万円。
仙流荘の宿泊部分の一部を改修し企業に対して利用を促す仙流荘ワーケーション活用実証事業に220万円。
今年度購入した山小屋「馬の背ヒュッテ」の改修に、2300万円。
新型コロナ対策では、プレミアム率30%のプレミアム商品券の発行に17億円。
生活困窮世帯へのプレミアム商品券の配布に1億2千万円、
市民に新型コロナウイルス抗原検査キットを無料で配布するなど感染症検査への支援に2400万円などとなっています。
一般会計補正予算案は、6月3日に開会する市議会6月定例会に提出されることになっています。